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【悩んでる人必見!】企業型確定拠出年金(企業型DC)の選択肢を考える!

おはこんばんちは!『あーたんのゆるふわマネー日記』のお時間です!

今回は「企業型確定拠出年金(企業型DC)」についてお話しします。老後のための資産形成を考える上で、企業型DCは非常に重要な選択肢の一つです。しかし、選択肢が限られている中で、何を選べばいいのか悩む方も多いでしょう。私もその一人でしたが、いろいろ調べた結果、以下のような運用方針が最適だと感じました。

選ぶべき運用方針

1. 元本確保型は避ける

まず最初に考えたいのは、元本確保型の商品です。預金や保険などは、一見すると安全に思えますが、実はリスクがあります。それはインフレによって実質的な価値が目減りしてしまうことです。例えば、今100万円を預金しても、10年後にはそのお金の価値が下がっている可能性があります。長期的な資産形成を考えると、元本確保型商品ではなく、より高いリターンが期待できる投資商品を選ぶことが重要です。

2. 株式100%のインデックスファンド

次におすすめしたいのが、株式100%のインデックスファンドです。これらはパッシブ運用で、市場全体の動きに連動するため、個別株に投資するリスクを避けられます。長期的には株式市場全体が成長する傾向にあるため、インデックスファンドへの投資は安定したリターンを狙う方法として非常に有効です。

3. 投資対象は米国または全世界

さらに重要なのは、投資対象です。米国市場や全世界(先進国株式を含む)を対象としたファンドを選ぶことで、地域的な分散投資が可能になります。特に米国市場は世界最大の経済圏であり、多くの優良企業が存在します。また、全世界に投資することで、一つの国や地域に依存しない安定したポートフォリオを構築できます。

4. 信託報酬は0.2%以下を目指す

運用コストも見逃せません。信託報酬とはファンドの運営費用であり、高いとせっかくの利益が目減りしてしまいます。理想としては信託報酬0.2%以下の商品を選ぶことです。このような低コストの商品を選ぶことで、長期的には大きな差が生まれることになります。例えば、信託報酬が1%と0.2%では、20年後には数百万円もの差になることもあります。

5. マッチング拠出は必要ない場合も

最後にマッチング拠出についてですが、自分でも追加で積み立てられる仕組みです。ただし、多くの場合、企業からの拠出金だけでも十分な場合があります。自分の状況やライフプランに応じて検討することが大切ですが、「自分のお金もさらに入れないといけない」と思わず気軽に考えてみると良いでしょう。

なぜこの方針が良いのか

この運用方針にはいくつかの理由があります。

  1. リスクとリターンのバランス: 株式100%というと高リスクに感じるかもしれませんが、長期的には高いリターンが期待できます。短期的には市場が上下することがありますが、時間が経つにつれて平均化されていく傾向があります。
  2. 低コスト運用: インデックスファンドや低い信託報酬の商品を選ぶことで、運用コストを抑えられます。コスト削減は長期的な利益に大きく影響しますので、この点は非常に重要です。
  3. 分散投資: 米国または全世界に投資することで、一つの地域や国への依存度を下げられます。これによって、市場全体の動向による影響を軽減できます。
  4. シンプルさ: 複雑な運用戦略よりもシンプルな方法で長期的な成長を目指す方が成功しやすいと言われています。「継続は力なり」の精神で、一貫した方針で運用することが大切です。

最後に

企業型DCの運用方法は個人によって異なるため、自分自身の状況や目標に合わせた選択が必要です。また、市場環境や自分自身のライフステージによって見直しも必要になるでしょう。そのためにも、定期的に運用状況を確認しながら、自分自身で調整していく姿勢が求められます。将来への備えとして企業型DCは非常に有効な手段ですので、この機会にじっくり考えて、自分に合った運用方法を見つけてくださいね。そして何よりも、自分自身の未来への投資だと思って前向きに取り組んでいきましょう!

以上!『あーたんのゆるふわマネー日記』でした!また次回お会いしましょう♪