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FOMCがどうだったか分かりやすく解説!

こんにちは!『あーたんのゆるふわマネー日記』のお時間です!
米国の金融政策を決める会合であるFOMC。パウエル議長が出した声明文を元に、その中身を分かりやすく考察していきたい思います😎
 
■引用ロイター通信より■
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[ワシントン 18日 ロイター] - 最近の指標は、経済活動が引き続き堅調なペースで拡大していることを示している。雇用の伸びは鈍化し、失業率は上昇したが、依然として低い。インフレ率は委員会の2%のインフレ目標に向けてさらに進展したが、依然やや高止まりしている。
委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す。委員会は、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信を強めており、雇用とインフレ率の目標達成に対するリスクがほぼ均衡していると判断する。経済の見通しは不確実で、委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視している。
インフレ率の進展とリスクのバランスを考慮し、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを0.5%ポイント引き下げ、4.75─5.00%にすることを決定した。FF金利の目標誘導レンジの追加調整を検討するに当たり、委員会は今後もたらされるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する。委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける。委員会は雇用最大化を支援し、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む。
金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する。もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある。委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する。
政策決定の投票で賛成したのは、ジェローム・パウエル委員長、ジョン・ウィリアムズ副委員長、トーマス・バーキン、マイケル・バー、ラファエル・ボスティック、リサ・クック、メアリー・デイリー、ベス・ハマック、フィリップ・ジェファーソン、アドリアナ・クーグラー、クリストファー・ウォラーの各委員。反対票を投じたのはミシェル・ボウマン委員で、この会合でFF金利の目標誘導レンジを0.25%ポイント引き下げることが望ましいと考えた。
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ではここから考察に入っていきます。
FRB米連邦準備制度理事会)が政策金利を0.5%引き下げることを決定しました。この利下げは、米国の労働市場の回復を目指したものであり、インフレ率を2%に戻すという目標にも対応しています(※インフレとは、モノやサービスの価格が継続的に上昇する状態のこと)

利下げの背景

今回の利下げは、インフレの鈍化と雇用情勢の悪化リスクが背景にあります。FRBはこれまで高いインフレを抑えるために利上げを続けてきましたが、最近のデータではインフレが落ち着きつつあることが示されています。また、失業率が上昇傾向にあり、雇用市場の軟化も見られます

経済見通しとドットチャート

FOMCの経済見通しでは、今後も数回の利下げが予想されています。2024年には1回から3回、2025年には4回から5.5回の利下げが見込まれています。これは、FRBが今後も緩やかに金融緩和を進める意向を示しています。

市場への影響

この利下げ決定により、株式市場は上昇し、ドル/円相場は変動する可能性があります。市場はFRBの金融政策が経済成長を支えると期待しており、投資家はこれを好感しています

今後の展望

FRBは今後も経済指標を注視しながら柔軟に政策を調整していく方針です。特に雇用統計やインフレ率に注目しつつ、最大限の雇用と物価安定を目指す姿勢を維持しています

投資家へのアドバイス

今回のFOMC結果は投資家にとって重要なシグナルです!金利低下傾向は債券や株式市場にポジティブな影響を与えます。ただし、ドル安傾向も考慮して為替リスクには注意しましょう。賢く投資判断をしていきましょう!
以上、『あーたんのゆるふわマネー日記』でした!また次回お会いしましょう!